※現在筆者は、オランダで「オランダ JobNavi」という求人・起業サイトを運営しています。
筆者へご質問やお問い合わせがある方は、上記サイト内のお問い合わせからinfo宛てへメールを下さい。
Xもやっておりますので、フォロー&コメントして頂ければDMいたします。
https://x.com/hollandJobNavi
どのサイトでも言われていますが、オランダの家探しはめちゃくちゃ大変で、国内で安定収入のあるオランダ人でさえ引越しは簡単ではないようです。
「自分には絶対無理だ…」と思いますよね。
SNSを見ていても「家が見つかりました!」という報告を見て、どうやって契約に至ったのか、再現性はあるのか(自分にできるのか)気が狂いそうになるほど考えていました。
家が見つかったという方に直接DMで詳細を聞いたこともあります。
私もとても自分にできるとは思えず、ビザサポートをお願いしていた会社に物件探しの依頼もしました。(ただしこれも絶対の約束ではない)
そんな私は、物件探しの前金1000€を振り込んだ翌日、たまたま個人で見ていたサイトで「入居者募集」のページを目にし、日本にいながらにしてシェアハウスの契約ができました。
前金は半額しか返ってこなかったけど、まあいい
今回は私の経験と、シェアハウスで知り合った数名の日本人がどのようにして家探しに成功したのか、実際の例を挙げて紹介します。
どの方法も運要素強めですが、「運は努力で引き寄せるもの」だと考えているので、ぜひ参考にして頂ければと思います。
ナナ
- 82年生まれ
- 2022年夏にオランダへ引っ越した人
- オランダ JobNaviの運営者
- Xはこちら:https://x.com/hollandJobNavi
- 英語レベルはA2~B1くらい(中卒~高校くらい)
お問い合わせやご相談はinfo@nljobnavi.comからどうぞ
オランダの物価を考えるための指針
オランダの平均月収(手取り) | 円換算(1€145円) | 円換算(1€125円) |
29,553€ | 357,098円 | 307,843円 |
オランダの家探しは「毎日チェックする」
のオランダの家探しは、
- 物件サイト
- 人脈
を駆使して、運を引き寄せるしかありません。
「オランダに移住してみたい」と考えた時点で、たとえそれが1年前であろうとも、毎日物件サイトをチェックすることから始めて下さい。
SNSでオランダに引越した日本人と繋がり、どのような方法があるのか、空室情報はないか常に確認します。
ただ、実際問題として日本にいながらの家探しは内見ができないデメリットもあります。
日本人同士であれば多少の担保にはなりますが、オーナーが外国人の場合、内見できない人はそもそも入居を断られると思っておいた方が良さそうです。
オランダの家探しに成功した例
私、シェアメイトAさん、Bさん、Cさんの実体験からオランダの家探しのリアルを紹介します。
- オランダ掲示板
- 人脈
- 物件サイト
オランダ掲示板
オランダ在住の日本人向けコミュニティの「オランダ掲示板」では、不定期で入居者募集の告知が出ます。
オランダに引越したい人はまず絶対に見ておきたいサイトです。
1か月で何件もあれば、数か月空くこともあり、タイミングは全然読めません。
私はたまたま、このオランダ掲示板の告知が出た直後にアクセスしたため、一番最初の申込者となれました。
たまたまとは言え、毎日、日に何度もオランダ掲示板をのぞき、情報の更新はないか、どの都市でいくらくらいが相場なのか頻繁に確認していました。
私のシェアメイトAさんも同じく、オランダ掲示板から募集を発見し、すぐさま申し込んだそうです。
私は日本人のオーナーさんとメールでのやりとりを数回し、オンラインで挨拶と内見もさせて頂きました。
その場ですぐに契約(ただし口頭;リスクあり)を交わし、念のため銀行残高証明書や飛行機のeチケットもメールで添付しておきました。
家探しは激戦なので、のんびり内見日を設定して「ちょっと考えさせて下さい」ではなく、最低限の条件を満たしていたら速攻で契約するのがおすすめです。
人脈
シェアメイトBさんはオランダのアルバイト先でたくさんの友人を作り、家を探していることを発信し続け、イタリア人の同僚から「今度シェアハウスの一室が開くから来る?」と紹介されました。
もともとBさんはワーホリビザを利用してオランダへ。家が決まらないまましばらくホテル暮らしをしていました。
その後、オランダ掲示板を通して私と同じシェアハウスに引越してきましたが、アルバイト先がシェアハウスから遠く、過酷な環境だったと言います。
多国籍の友人を多く作り、人脈を広げることで、わずかなチャンスが向こうからやって来るような状況作りに成功した例です。
オランダの物件サイト
物件サイトを利用する方法で、有名どころではkamer.nlやfunda.nlがあります。
登録しておくと不定期で空室情報が届きますが、実際にオーナーと連絡のやり取りをするには月額使用料を課金しなければいけません。
シェアメイトCさんは英語が堪能な海外留学経験者で、オランダ掲示板から私のシェアハウスに入居してきました。
その後、職場に近いアムステルダム近郊に引越すため、物件サイトに複数登録して毎日のようにチェックしていました。
Cさんが契約できたのはアムステルダムのボートハウス(!)
掲載された直後にオーナーと連絡を取り、朝一番の内見をゲット。
予定時間よりだいぶ早く着いたところ、現地でオーナーの友人と称する人と遭遇、持ち前の語学力ですっかり仲良くなったそうです。
その友人がオーナーに「Cさんにしなよ!」と強く推してくれ、なんともすんなり決まったとのこと。
そのボートハウスは住民登録できない場所でしたが、オーナーから「住民登録できる住所を用意してあげる」と話があり、契約に至ったのでした。
語学堪能なCさんでさえ、契約できるまでに3カ月近くかかってたよ
オランダの家探しで注意すべき点
オランダの家探して注意すべき点がいくつかあるので、お話ししておきます。
住民登録できない
行政のシステムが自治体に依存していることがかなり多いようで、市によって住民登録やシェアハウスの可不可がだいぶ異なります。
例えば、日本人が多いアムステルフェーン市ではシェアハウスの住民登録が許可されていないと聞きました。(これは人づての話なので、真偽は市に問い合わせて確認して下さい)
同時に、市と不動産屋、それぞれの答えが違うこともあります。
私の場合、住むことになっていた市は「シェアハウス可」とのことでしたが、不動産屋は「いやいや不可だよ。でも可能にするよう努力するから手間賃払ってよ」と言って、賃上げを要求してきたそうです。(日本人オーナー談)
もちろん市がOK出していたので結果オーライだったけど、こっちが下手に出ると嘘ついてまで金銭の要求をしてくることがあると知ったよね
「1日待ってくれ」はNG
「この部屋いいな…」と思ったら、最短最速で内見を申し込み、その場ですぐに契約するつもりで準備して行って下さい。
シェアメイトCさんは、ある都市のシェアハウスを内見し、「いま別の部屋の返事も待っているから、1日だけ待ってくれ」とオーナーさんに伝えていました。
ところが、YESと請け負ったオーナーさんはあっさりCさんを裏切り、Cさんの返事を待たずにとっとと入居者を決めてしまったそうです。
「そんな不誠実な人のところで契約しなくて良かったんだ」と自分を慰めていましたが、
- 価格
- 立地
- 住民登録ができる
の3点セットで許容範囲内なら、何を待たずとも速攻決めた方が良さそうです。
事業登録に税金がかかる
人脈で引越し先を見つけたBさんは、「住民登録はできるけど、事業登録には税金がかかるから、うちの住所は使えないよ」と釘を刺されました。
Bさんはワーホリで渡蘭しましたが、その後フリーランスビザに切り替える予定で、フリーランスビザの申請には事業登録用の住所が必要です。(通常は自宅住所でOK)
私が住んでいた都市ではそのようなことを言われたことがなかったので、これも地域によって違うのかもしれません。
Bさんはひとまず引越した上で、事業登録用の住所を今後考えるとの話でした。
ビザサポートはシェアハウスを嫌がる
数あるビザサポートの会社はシェアハウスを嫌がる傾向にある、と私は感じています。
私はビザサポートを申し込むにあたり、3社とオンライン面談をしました。
住居への不安を相談すると、どの担当者も「シェアハウスはおすすめしない前提」での話に持っていかれることが多かったです。
理由は、
- シェアハウスはトラブルの報告が多く、市によってはシェアハウスの住民登録を取り消すところもある
- シェアハウスによっては内見できないこともあるので、リスクが大きい
というもの。
会社としてはできるだけリスクを抑えたいと考えるのは当然のことと思います。
しかし、実際、シェアハウスでないと高額過ぎて生活できない現状もあります。
シェアハウスの相場は700~900€(都市による)
1Rの相場は1200€~(アムステルダム)
実際調べてみると上記のような感じで、正直なところシェアハウス以外、選択肢はほぼない状態です。
物件探しのサービスを申し込んだとしても、自力で探す努力は必要です
まとめ:オランダの家探し「運は努力で引き寄せるもの」
- オランダ掲示板
- 人脈
- 物件サイト
この3つはオランダで家を探すテッパンの方法です。
物件サイトは最低でも交渉できる英語力が必要になるので、英語に自信がない人はオランダ掲示板を欠かさず確認し、人脈をできるだけ広げておくことがおすすめです。
SNSで現地の日本人と繋がるなら、DMではしっかり本名を名乗りましょう。
SNSで日常を発信しているオランダの日本人は、自らも大変苦労して家探しをした経験があるはずなので、問い合わせるとみなさん親切な答えが返ってきます。
「100%詐欺ではない」とは言い切れませんが(実際、詐欺事件があったらしい)、まずは可能な限り生の声を情報収集してみて下さい。
※現在筆者は、オランダで「オランダ JobNavi」という求人・起業サイトを運営しています。
筆者へご質問やお問い合わせがある方は、上記サイト内のお問い合わせからinfo宛てへメールを下さい。
Xもやっておりますので、フォロー&コメントして頂ければDMいたします。
https://x.com/hollandJobNavi
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